1975年10月に新日本文学会傘下の「埼玉文学学校」が開校致しました。
10年目の節目の1985年10月には「自主講座 埼玉文学学校」として、新しい歩みをスタートし現在に至ります。
1975年10月
新日本文学会傘下の埼玉文学学校開校
1983年10月
山崎岩男『新日本文学』10月号に「埼玉文学学校進行中 (民衆的創造の拠点へ─文学学校の30年<特集>」を掲載
金泰生『新日本文学』10月号に埼玉文学学校についての感想「同行者大勢」を掲載
1984年
埼玉文学学校の受講生 村上章子「四月は残酷な月」で第27回中央公論社女流新人賞受賞
1985年
新日本文学会主催の埼玉文学学校閉校
1985年10月
自主講座・埼玉文学学校開校
1986年12月
専任講師の金泰生さん逝去
1987年7月
『同行者大勢』創刊号発行
1987年7月19日
「金泰生さんを偲ぶ会」開催 参加者100名弱
1988年9月
『同行者大勢』第2号発行
1989年
比嘉辰夫 詩集『屋根の上のシーサー』(西田書店)を発行
1989年10月
『同行者大勢』第3号発行
1990年1月
比嘉辰夫の小説「故郷の花」が琉球新報短編小説賞を受賞
1990年6月
第70回文学界新人賞の佳作に、埼玉文学学校出身の比嘉辰夫「猫の火」が入り、『文学界』6月号に掲載される。
1990年8月
『同行者大勢』第4号発行
1991年8月
寺田節夫 詩集『木星ばかりが光った』(西田書店)を発行
1991年11月
村上章子『シャドウ・ボクシング』(青弓社)を発行
1992年
第23回新日本文学賞を埼玉文学学校受講生 大洞醇「虫のいどころ」が受賞。
1992年3月
比嘉辰夫 小説集『黄昏の家 故郷の花』(西田書店)を発行
1993年1月
『新日本文学』1月号に「埼玉文学学校における創作と批評–相互批評ということ,そして文学学校」(野川義秋)が掲載される
1993年3月
機関誌『さくら草通信』3月号に、「『虫のいどころ』祝賀座談会』を掲載。参加者は、大洞・野川・酒井・赤間・石塚・林・稲葉・松岡・長内・迫田。
1993年3月
『同行者大勢』第5号発行
1993年4月
埼玉文学学校出版部を立ち上げ、金泰生『紅い花・ある女の生涯』を発行
1993年6月
公開講座 なだいなだ「今、心に甦る金泰生」 於:文化センターアリラン
1993年9月
第10期記念講演 吉岡忍「アジアと日本」
1994年1月
埼玉文学学校出版部で林浩治初期評論集『子猿集』を発行
1994年6月
『同行者大勢』第6号発行
1994年7月
埼玉文学学校出版部で浦和在住の作家石田甚太郎『陽だまりの棘』を発行
1995年
いばらき文学賞を大洞醇『ザンベジのほとり』(埼玉文学学校出版部)が受賞
1995年2月
作家梁石日の『修羅を生きる』(講談社現代新書)に先輩在日朝鮮人作家金泰生との出会いの場として埼玉文学学校の名が出てくる。
1996年1月
唯野一郎、詩集『ブリコラージュの温』を発行
1998年7月
金泰生死後、校長役を務めてくれた須藤出穂さんが逝去
1998年9月
野川義秋『古独楽』(埼玉文学学校出版部)を発行
1999年5月
自主講座・埼玉文学学校創立メンバー、元事務局長だった丹代豊逝去。翌年作品集『棒鱈』刊行される。
2000年10月
第18回自治労文芸賞に野川義秋「山裾」が入選
2000年12月
川田進『青い空の下から』詩集(埼玉文学学校出版部)発行
2001年4月
埼玉文学学校合宿 於:埼玉県民活動総合センター 講師 吉川良
2002年8月
埼玉文学学校合宿 於:国民宿舎両神荘。三国峠近くの中津川渓谷廃鉱を訪ねる。
2005年4月
埼玉文学学校合宿、於:フレンドシップ・ハイツよしみ
2005年10月
自主講座・埼玉文学学校20周年記念講演会 ふじたあさや
2007年9月
小島恒夫『気がついたら失語症』(文芸社)を発行
2008年5月
『同行者大勢』第7号発行
2009年9月
土曜公開講座 針生一郎・比嘉辰夫
2010年4月
川田進『もう一人のぼく』(せんしん出版)発行
2010年12月
自主講座・埼玉文学学校25周年記念講演会 吉川 良
2010年12月
『同行者大勢』第8号発行
2011年2月
浅香怜子『じゅり馬と辻村女の里(チージ)の研究(第一集)』を発行
2012年1月
『同行者大勢』第9号発行
2012年1月
山岡遊 詩集『兆うらかた』(ふらんす堂)発行
2013年3月
『同行者大勢』第10号発行
2013年9月
小島恒夫『俺は失語症──文章書きで言葉が蘇った!!』を発行
2014年2月
浅香怜子『琉球の花街 辻と珠璃の物語』(榕樹書林)を発行
2014年4月
野川義秋小説「官山」で第57回農民文学賞受賞
2015年4月
第41回部落解放文学賞に、黄英治「あばた」が選ばれる。 *同作品は、『同行者大勢』第9号掲載の同名短篇に加筆した作品
2015年6月
『同行者大勢』第11号発行
2016年2月
開講30周年記念 金石範さん講演会「戦後70年 今、思うこと」を開催。約130名参加
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